ファイナンス理論全史――儲けの法則と相場の本質

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2017年12月14日発売)
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本棚登録 : 309
感想 : 21
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そもそもは仕事の関係でファイナンスの知識が少しでもあったほうが良いと思い、一度体系的に全体像を把握しようと思って読んでみたのがきっかけだった。 
 
M&Aに関連するファイナンス理論を学ぶための本ではないが、株式投資に関連する金融工学やファイナンス理論のこれまでの発展経緯が語られていたが、個人的にはインデックス投資がランダムウォーク理論や効率的市場仮説をバックボーンに考えられた株式投資アプローチであり、一方でバフェットなどの超優良株投資アプローチとは真逆のスタンスをとっていることが改めて整理できてよかった。 

また、サブプライムローンがなぜ起きたか、それがどんな意義を持っていたのかについてわかりやすく書かれていたのも参考になった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月31日
読了日 : 2020年8月31日
本棚登録日 : 2020年8月31日

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