中村文則のダークな部分と、罪の意識に翻弄される
登場人物たちの感情がディープに表現されていました。主人公の元に久し振りに現れた冴木。
彼が抱えている闇の部分が切なかった。
この作品の一つのテーマとしては、過去のトラウマなどが、現在になって、フラッシュバックして人格を混乱させる。そして、罪を犯してしまう。
狭い世の中に生きずらい人たち全員に読んでほしい。やっぱり中村文則が好きだ。あらためてそう
感じた一冊でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年11月7日
- 読了日 : 2022年11月7日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
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