太陽がイッパイいっぱい (文春文庫 み 31-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年9月5日発売)
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3

イズミ
三流私立大学の四回生。一年ほど前、工事現場で働き始めた頃から学校へは殆ど顔を出してない。解体屋の親方に引き抜かれる。

イズミの父
泉佐野市役所職員。

イズミの兄
イズミの六歳上。イズミでは到底入れそうもない東京の一流大学を出て、大手広告代理店に就職。

メロンちゃん
千林のマンション建築現場ちかくにある「のがみ」という食堂の看板娘。ユカ。美大生。

カン
幹二。一時期ミナミ辺りの中堅事務所でホテトル嬢の送り迎えやらノミ屋の電話番をしていた。ヘルスの名前、看板を変えたところ、そらまで大盛況だった店からぱったりと客足が途絶えてしまい、厄介払いされる。マルショウ解体に落ち着く。マッチョ丸坊主系。

クドウ
左官職人を父に持ち、自らもゆくゆくは同じ道を歩もうとしていたのだが、現場で意気投合したマルショウ解体蓮に誘われるままに今は何故か解体屋という二二のあんちゃん。

キョンキョン
よく言えば健康的な、正直に言えば無茶苦茶に太った、一九の女の子。クドウの彼女。二年前から同棲している。

イワタ
「ミスターマルショウ」とも呼ばれたこともある。解体屋一〇名で構成される草野球チーム「マルショウスパイダース」と野球をこよなく愛している。今年還暦を迎える。

マルヤマショウキチ
解体屋「マルショウ解体」の親方。面倒見が良い。

ムラコシ
中学を卒業したばかりの一六歳。

イノウエ
リストラされカミさんにも逃げられたサラリーマン崩れ。無茶苦茶に分厚い黒縁眼鏡をかけているからハカセと呼んでいる。

コウ
誰にもわからない理由でいかにも楽しそうにニコニコ笑っている留学生崩れ。

ミヤタ
マルショウ解体ナンバー2。

ハル
小柄でアル中。

ヨゴレ
立ち飲み屋の近くのガード下に住み着いているらしい痩せ犬。

ミヤコちゃん
メロンちゃんの友達。メロンちゃんの中学の時の同級生。

シノブ
ハカセの息子。目が悪い。

ツボイ
宝塚の仕事場の現場監督。ゼネコンの社員。

ハラケン
シックスクールの強請り部門リーダー。表向きは千日前のクラブの雇われ店長。強請りと売春と薬物売買の巣窟だ総責任者。

カズ
カン、ミヤコを襲った。シックスクール。

ケンボウ
カズの仲間。

モッさん
型枠大工。

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感想投稿日 : 2024年3月8日
読了日 : 2024年3月8日
本棚登録日 : 2024年2月28日

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