真面目にマリファナの話をしよう

  • 文藝春秋 (2019年8月8日発売)
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感想 : 33
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大体は読み難い。知らないアメリカ人が大勢、例として出てくる。
後半は自分の立場などと照らし合わせ易く、読みやすかった。

実は何千種類もあるカンナビス(大麻)はまだ知られていないこと、研究しきれていないことが多くて未知数なのだ。しかし薬効があるのはほぼ間違いない。
結局なにがそんなに問題なのかというと、大麻の依存性や効果などの一方的な面を見て判断している各方面の人々たちの小競り合いである。良くも悪くも自分たちの都合の良いところ悪いところを取り上げて、揉める。
「悪」「危険ドラッグ」と刷り込んだメディアや当時の大統領たちの影響は計り知れない。

日本でも合法化になる日は近いと思う。大麻だけでなく、新たな文化や法律憲法の切り替わりを一方的な目線で見るのではなく、多角的な見方で受け入れていきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年8月31日
読了日 : 2020年8月31日
本棚登録日 : 2020年5月2日

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