著者は日本カトリック学校連合会理事長を勤めた方であるが、父上の渡辺錠太郎氏は、二・二六事件の犠牲になって自宅で銃殺されたが、著者は屏風の蔭からその惨劇を直視していたという凄絶な体験を持っている。その人生経験から語る様々な側面からのエッセイは若い人たちに多くの示唆を与えることと思われる。これから人生の荒波を渡って行こうとする若い人たちにお勧め。
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- 感想投稿日 : 2022年1月13日
- 読了日 : 2022年1月13日
- 本棚登録日 : 2022年1月13日
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