人と深く付き合うことができないけど、ありのままの自分を誰かにさらけ出したい。この欲求を生んだ原因は過去にあるはずが、それは劇中で語られない。この兄妹が過去に背負ったものは一生癒されず、苦痛を燃やしながらその度に折り合いをつけてまた温め続けるしかないと思ったら生き地獄。
日常を切り取った起承転結の無いシンプルな風景が、その裏にあるものを想像させる。この作品の性描写はどちらかというと排泄描写に近くて虚しさが残る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外映画
- 感想投稿日 : 2014年3月15日
- 読了日 : 2014年3月15日
- 本棚登録日 : 2014年3月15日
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