エッセイ集にするために書いたものでなく、10年間色々なところで書いたものを集めた形。
エッセイが苦手と何度も書いてあったり、おやじギャグがあったり、お勧めの本や映画がちょこちょこ紹介されてたり、マイナス思考というか極端な不安症?!。その割に結構残酷な表現が好みだったり。
当たり前だけど、エッセイだから普段の作品と違って、思ったことをツラツラ書いてるメールを読んでる気分になる。以前読んだエッセイでも感じたような、人となりに触れられた。
作品への思いを書いてある部分が、政治風刺に感じてほしくないとか、そういう風に思って書いてたんだなと知れたのはよかった。
作品は、作者の思いもだけど、読む側がどう受け取るかで全く違うものになる。どちらが正解とかはないし自由だと思うけど、一つの見方だけでなく色んな角度で見ると面白さが増して、前の作品もまた読みたくなる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2023年1月9日
- 読了日 : 2023年1月4日
- 本棚登録日 : 2023年1月4日
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