ストライフに戻ったフェンを待っていたのは、嘘のように優しい兄弟たちと「偽王」の名前を利用した強硬な外交政策案だった……。入るべき場所に帰ったはずなのにまったく満たされないフェンの心情は、彼女が2年間の旅路で多くの大切なものを得たからに外なりません。祖国に蔓延るグール蔑視の風潮、仇敵ワイザーとの対峙、義兄と実兄の真意――。最終章の前哨戦を経て、物語はいよいよクライマックスへ。
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2011年 読了本
- 感想投稿日 : 2011年12月30日
- 読了日 : 2011年12月30日
- 本棚登録日 : 2010年9月15日
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