少し前に読んだ蟻の菜園でも、ろくでなし親による子どもの虐待があって、本書の上条桂介もそうだった。
将棋の才能が高い桂介は元教諭の唐沢の支援を受ける。上京して奨励会に入る手前でろくでなし父親の妨害で挫折するが、成長して持ち前の頭脳明晰さから東大合格、やがて起業して成功する。
自分では、真剣師の東明重慶との旅打ちの章が引き込まれた所かな。なぜ名品の駒と一緒に埋葬したのか。。。読みながら考えてました。
東明重慶と石破刑事のクセの強いオッサン臭いところがヨシ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年10月24日
- 読了日 : 2021年10月24日
- 本棚登録日 : 2021年10月24日
みんなの感想をみる