盤上の向日葵(下) (中公文庫 ゆ 6-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2020年9月24日発売)
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本棚登録 : 2630
感想 : 236
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少し前に読んだ蟻の菜園でも、ろくでなし親による子どもの虐待があって、本書の上条桂介もそうだった。
将棋の才能が高い桂介は元教諭の唐沢の支援を受ける。上京して奨励会に入る手前でろくでなし父親の妨害で挫折するが、成長して持ち前の頭脳明晰さから東大合格、やがて起業して成功する。

自分では、真剣師の東明重慶との旅打ちの章が引き込まれた所かな。なぜ名品の駒と一緒に埋葬したのか。。。読みながら考えてました。

東明重慶と石破刑事のクセの強いオッサン臭いところがヨシ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月24日
読了日 : 2021年10月24日
本棚登録日 : 2021年10月24日

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