猫なんかよんでもこない。その3 (コンペイトウ書房)

著者 :
  • 実業之日本社 (2013年10月31日発売)
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本棚登録 : 108
感想 : 11
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チンちゃんが不憫で泣けてくる。

元々外で過ごすことが多かった猫を閉じ込める。
足を触られるのを嫌がる猫の足を拭こうとする。
兄弟と育った家をいきなり出る。
知らない人(しかも超神経質、猫飼いに向かない)と一緒に暮らさなきゃいけない。
どれをとってもストレスだっただろうに。
ウメさんのふとんに粗相をしたのも分かる。

クロは元ボスだから、登場した黒猫は本当に子孫だったんだと思う。マダラちゃんの子供にもクロの子供がいたのが嬉しかった。

あと、結婚式で
「うちの息子をよろしくお願いします。」
って言われたら普通は
「こちらこそよろしくお願いします。」
という所。
「はい、頑張ります。」
じゃねぇわ。
ウメさんはとことんズレてる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月29日
読了日 : 2022年5月29日
本棚登録日 : 2022年5月29日

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