リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版 (ディスカヴァーリベラルアーツカレッジ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018年1月26日発売)
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「知は力である」 ―フランシス・ベーコンー
上記の言葉から始まる。私は知というものはリベラルアーツという学問無くしては語れないものだと理解している。ただ、リベラルアーツとはどんなものなのか、どんなことを学べば良いのかが不明だった。
リベラルアーツの起源は、ギリシア・ローマ時代にまで遡る。当時は自由人が学ぶ必要のある自由七科である文法学、修辞学、倫理学、算術、幾何学、天文学、音楽を意味した。現在の大学でいう教養課程ということになる。
この本はそのリベラルアーツの基本的な学び方が記されている。リベラルアーツの中でも音楽、絵画等の芸術鑑賞から学ぶ方法が色濃く紹介されている。読み進めていくと著者の趣味を推し進めるものかと思うほど芸術分野への偏りを感じるが、その重要性も理解が出来てくるものになっていた。
私がリベラルアーツを学ぶには、芸術鑑賞するまでの基礎知識が大幅に欠如しているため、本書で紹介されている参考図書の中から数冊を精読することから始めてみる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月14日
- 読了日 : 2023年5月14日
- 本棚登録日 : 2023年4月15日
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