犬がいた季節

著者 :
  • 双葉社 (2020年10月14日発売)
4.21
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感想 : 673
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さて、唐突ですが、高校時代のことを思い出してみてください。あなたの一番思い出に残っていることは何でしょうか?

このレビューを読んでいただいているみなさんの年齢層はマチマチです。同じ高校時代といってもそこに浮かび上がる景色は全く違うものになるでしょう。しかし、その内容こそ違えど、そこには、辛かったあの時、悔しかったその時もある代わりに、楽しかった、そしてかけがえのない幸せを感じた、そんな思い出もたくさん詰まっているはずです。私たちはそんな時代を、そんな場所を三年間で駆け抜けて今日までを生きてきました。しかし一方で高校という場所は私たちが離れた後もそこに存在し続けています。そしてその場では、卒業してその場を去った私たちの代わりに新しく新入生を受け入れて…ということが毎年繰り返されています。

『桜の花が咲き終わると、新しい制服に身を包んだ生徒がこの学校に現れる。そして三度目の桜が咲く頃、彼らは次の場所へ向かう』

そう、桜の花が別れを演出するとともに、新しい出会いをも演出していく、その繰り返しの場所が高校でもあります。では、そんな場所に留まり、ずっとその場から繰り返しの年月を見守り続ける視点があったとしたらどうでしょうか?そんな視点の主からは、そこにどんな景色が見えるのでしょうか?そして、三度目の桜が咲く季節までを見守り続けた対象が旅立って行く、その瞬間に視点の主は何を思うのでしょうか?

『コーシロー、元気でね。私のこと、忘れないでね』と旅立つ、彼ら彼女らを見送る桜の季節。『卒業後もときどき顔を出してくれることもあるが、ほとんどの生徒は二度とここには現れない』と、そこに留まり続ける視点の主から見た卒業生たち。そして『ユウカもコウシロウも、おそらくもう来ない。わかっているけれど、ここで待ち続けてしまう』と、そこに留まり続ける視点の主の心持ち。

この作品は『この学校で暮らし始めて、長い時間がたつ』と、高校に留まり続ける犬の視点から、18歳を駆け抜けていく彼ら彼女らの青春の光と影を見る物語です。

『シロー、シローという声に応えて尻尾を振ると、いつも頭を撫でてもらえた』という幸せな記憶。『ごめんね、シロ。うちじゃやっぱり飼えなくて』、『悪く思わないでね…優しい人に拾ってもらいな。ね、シロ』。シロと呼ばれて尻尾を振り、『取っておいで!』と投げられたボールを追いかける。でも、ボールをくわえたものの『振り返ったが誰もいない』というその場。慌てて『あたりを走り回ったが、嗅ぎなれた匂いもない』というその場。そして『歩き疲れてよろめいたとき、身体が宙に浮』きました。『おいおい、危ねえな、この犬、線路に入ろうとしてるぞ』、『子犬?子犬にしてはちょっと大きいかな』という人の声。『女があごの下をくすぐった。その手のやわらかさに、わずかに尻尾を振る』、そんな中『パンのニオイ…』がします。そして場面は変わり、『英語と数学の成績は悪くない。あと少し他の教科も頑張れば、もう一ランク上の大学が狙える』と担任に言われるも『その「あと少しの頑張り」ができない』と思うのは主人公の塩見優花。『苦手科目を克服するための計画表を作った』ものの『予定は未定』という夏休みを送る優花は『勉強しないのなら店を手伝ってほしい』と祖母に言われ『自宅一階にあるパン屋の手伝いを』します。『家の手伝いをするという名目で、自分は勉強から逃げていた』と終わってしまった夏休み。『こら、塩見。ちゃんと聞いているのか?』、『聞いてます。…いいんです、先生。私、高望みはしません』、『では志望校は変更なしで』という会話を終え職員室を出た優花。『校内順位、九十八番。全国順位は見る気にもなれない』と思う優花は『三重県四日市市』にある『八稜高校』という『県内有数の進学校』に通っています。『背伸びはしない。肩の力を抜いて、自分らしくいられる場所がいい』と思う優花は『夏休み前まで部長を務めていた美術部』の部室に向かいます。すると『おいおい、コーシロー』と『よく通る男の声が響いてき』ました。『美術の教員で、部の顧問でもある五十嵐聡の声』。『私、看板作りの手伝いに来たんですけど』と部室に入った優花は『あれ?犬?』と『早瀬光司郎の席に白い犬がい』るのに気付きました。『まだ小さくて、なぜか砂まみれ』という犬を見て『どうしたんですか、この犬?先生の?』と訊く優花に『部室に来たら、光司郎の席にこいつがちょこんと座ってたんだ』と答える五十嵐。『塩見さんも呼んでみな。コーシローって呼ぶと、こいつ尻尾を振るんだよ』と言うのは生徒会長の藤原。そうこうしていると『遅くなりました』と『灰色の作業服を着た』用務員の蔵橋が現れました。『これがその犬ですか。どれ…オスですね。ちょっと口を開けてごらん』と『上あごを押さえると、犬は素直に口を開いた』という状況に『飼い犬ってことか。じゃあ飼い主を捜すか。貼り紙でも作ろう』と言う五十嵐。そして、『コーシローと呼ばれると尻尾を振る白い犬は、美術部の部室の一角にケージが設けられ、保護されることになった』という展開。その日『家に帰った優花は、画用紙に「ワンちゃんの里親募集」と大きくペンで書』き、『鉛筆で犬の絵を描』きました。そんな優花がコーシローと触れ合いながら、来るべき大学受験、そして卒業へと向かう18歳の半年が描かれていきます…という第一話〈めぐる潮の音〉。冒頭のコーシローの過去の記憶から始まり、全編を通して実質的に主人公を務める優花の人となり、そしてこの後に続く物語へのおびただしい伏線がそこかしこに埋め込まれた印象深い物語でした。

2021年本屋大賞にノミネートされたこの作品。『シロー、シローという声に応えて尻尾を振ると、いつも頭を撫でてもらえた』というまさかの犬視点から物語は始まります。そんな物語は、昭和63年4月から平成12年3月という12年間が主軸に描かれ、最後に令和元年の夏が最終話として物語をまとめています。『昭和から平成、そして令和』という三つの元号を駆け抜けるかのように描かれる物語の主人公を務めるのはパン工房の娘で高校三年生の塩見優花。そして、犬視点として登場するコーシローです。『コーシローは、昭和49年から60年までの12年間、実際に学校で暮らしていました』と、三重県ご出身の伊吹有喜さんが語る通り、コーシローにはモデルとなった犬が実在するようです。しかし、この作品とは描かれる時代が少し異なります。『時代は1988年から2000年の12年間に変えました』と続ける伊吹さん。その理由を『どこか不穏で、ざわめいていた昭和と平成の境目の年に始まり、20世紀が21世紀になっても日常に変わりはないのに、再び時代の境目にいるように感じた年で終わり、というのを書きたくて』と語られます。このレビューをお読みいただいている方の年齢層はマチマチだと思いますが、伊吹さんが語られるこの12年間を、伊吹さんと同じような年代で駆け抜けられた方には、その意図がどことなくわかるのではないでしょうか。元号と西暦の違いはあれど、わずか12年という短い期間に世の中が大きく変化した”あの時代”。伊吹さんはそんな”あの時代”の感覚を作品の中で、歌や、その時代を象徴するモノ、そして出来事に重ねて鮮やかに描写していきます。そんな中から幾つかを各話ごとに抜き出してみました。
・第1話: めぐる潮の音 昭和63年度
『光GENJI「パラダイス銀河」が流れてきた。祖父たちが見ている紅白歌合戦の中継だ』
『一月に入って今上天皇が崩御し、昭和六十四年は七日間で終わった』
・第2話: セナと走った日 平成3年度
『今年は中嶋悟が引退を表明し、鈴鹿でのレースは最後だ』
『東京の女子大生って、やっぱジュリアナ東京とか行くのかな。お立ち台? なんか高い所に立って、扇子振るの』
・第3話: 明日の行方 平成6年度
『オリックスのイチロー、二百十本安打達成』
『久美ちゃん、神戸で地震があったんだよ。震度6。お祖母ちゃんと連絡つかないの』
・第4話: スカーレットの夏 平成9年度
『「たまごっち」という名前のキーチェーン付きのそのゲームは、今年に入ってから女子高生を中心に大ブームとなっている』
『去年からこの男と経済的な援助を受ける関係の交際をしている』
・第5話: 永遠にする方法 平成11年度
『ラジオからもの悲しげなタンゴのメロディが流れてきた。「だんご3兄弟」という童謡だ』
『ノストラダムスが予言した危険な七月は、地球規模では無事に過ぎた』
…と、ごくごく一部をご紹介しましたが、いずれも”あの時代”をまさしく象徴するものたちが、決して過去の振り返りではなく、各話の中でリアルに注目を浴びる様が実に自然に描かれていきます。また、秀逸だと思ったのが、その時代を象徴する音楽の選び方です。単にヒット曲を選んだというよりは、その物語の場面の描写と絶妙にリンクしていきます。『ラジオから一九九八年のミリオンセラーが流れてきた。スマップの「夜空のムコウ」だ』という文章に続くのは、『外を見ると雨はすっかり止み、月が輝いていた』と印象的に展開するシーン。まるでその場に流れるBGMかのように、主人公たちのいるその背景に音楽が流れる、そんな情景が目に浮かぶような絶妙な選曲のセンスが光ります。そう、1969年生まれの伊吹さんが実体験された20代から30代の”あの時代”。まさしく主人公である優花と重なる時代を生きてこられた伊吹さんならではの説得力のある”あの時代”の描写に終始魅せられ続ける読書。伊吹さんと同じ年代の方には、頭の中がすっかり”あの時代”にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる作品なのではないかと思いました。

そして、そんな物語でなんといっても欠かせないのは、書名にも登場し、視点まで移動する犬のコーシローです。小説を数多く読んできて、”猫視点”の物語には幾つか出会ってきました。そんな中でも最も有名なのは、有川浩さん「旅猫レポート」でしょう。『吾輩は猫である。名前はまだ無い』から始まるその物語のレビューに私はこんな一言を記述しています。

“この本はヤバイやつや!電車で読んだらあかんやつや!” ー 有川浩さん「旅猫レポート」さてさて氏レビューより抜粋 ー

そして、「犬がいた季節」という意味ありげな書名のこの作品には、”犬視点”が登場し、物語を読み始めて早々に、上記した「旅猫」の注意事項を思い出した私。冒頭のシーンを経てコーシローは、八稜高校の生徒たちが組織する『コーシロー会』によって生徒から生徒へと世話係が毎年引き継がれていきます。『この学校で暮らし始めて、長い時間がたつ』というコーシロー。『子どもの頃はこの世界のことをよく知らなかった。しかし、教室の片隅で毎日授業を聞いているうちに、しだいに人間の言葉や、この世界の仕組みがおぼろげながらわかってきた』というコーシロー視点が挟まれながら進む物語は、一方で各話に別途主人公となるべき人物が登場し、18歳の青春を生きていきます。勉強に、恋に、そして進路に悩む彼ら彼女らの青春。そんな彼らに訪れるのが高校卒業という一つの時代の終わりと次の時代の始まりを象徴する時代です。高校を卒業し、その次へのステップへと進むことになる18歳とは、ある意味で人生の大きな分岐点でもあります。そんな時代に身近で、社会で何か大きなことが起こると、そのことをきっかけに人生の先に見えていたものが変わることだってあります。『神戸を中心に一月末の時点で五千人以上の死者を出し』、『東京の複数の地下鉄に毒物のようなものがまかれ、たくさんの乗客が病院に運ばれている』、そんな出来事をリアルに見聞きし『お祖母ちゃんは幸せだったんだろうか』というような思いを抱けば、それは18歳の心を大きく揺さぶるのは当然のことだと思います。そんな風に、各話の主人公たちはそれぞれの時代に、それぞれに一生懸命に、その18歳という青春を駆け抜けて行きます。そんな中でこの作品は彼ら彼女らが駆け抜けていくのを見やる、犬のコーシロー視点を絶妙に織り交ぜていきます。構成メンバーが毎年どんどん入れ替わっていく様を一歳ずつ歳を取りながら見続けるコーシロー視点の物語。眩しい青春を駆け抜けていく彼ら彼女らを毎年見送っていくコーシロー視点の物語。そんな物語は後半にいくにしたがって『犬の寿命ってどれくらいだ?』という高校生たちの会話が登場し、『最近、昔ほど鼻が利かなくなった。耳も同じだ』とコーシロー自身に老いの自覚があり、そして『コーシロー、少しよろよろしながらグラウンドを横切ってました。足腰弱ってきたのかなあ』と、その瞬間が近づいていることを予感させながら物語は続いていきます。コーシローは歳を取るのに、コーシローの世話をする高校生たちは人は変われど歳を取らないという対照的な姿が印象的な高校という物語の舞台。そんな物語は、これ以上書かずとも、そもそも書名が語る通りの瞬間へと静かに、そして着実に進んでいきます。

そう、
“この本はヤバイやつや!電車で読んだらあかんやつや!”

止めどもなく涙が溢れるその読書。あまりに優しく、心地よいまでに軽やかに、そして透き通るように美しく紡がれるその物語。しかし、そんな物語は令和元年に舞台を移した最終話〈犬がいた季節〉で私の予想を大きく上回る一段上の結末へと展開していきます。予想された悲しみの結末を上書きする、あまりの幸福感に満たされるその物語は、私の悲しみの涙を喜びの涙に一瞬にして変えてしまいました。

ああ、小説を読むって、なんて幸せなことなんだろう!胸いっぱいの幸福感に包まれながら本を閉じました。

“ページをめくれば、18歳のあなたがいる”、というキャッチコピーがつけられたこの作品。その中には、まさしく”あの時代”の空気が、温度が、そして匂いが封印されていました。誰もが通過していく18歳の青春。そんな彼ら彼女らの姿を同じ場所に留まりながら見続けてきたコーシローの姿を描いたこの作品。『元気でね、という言葉を聞くと、長いお別れが来る。この間もたくさんの卒業生に撫でられながらこの言葉を聞いた』と、高校生たちの青春を見続けてきたコーシロー。その12年間という時代の中では時代によって色々なモノが色々なコトが移り変わっていきました。そんな中でたくさんの出会いとたくさんの別れを経験してきたコーシロー。

『見えていたものが見えなくなるとき。それは新しいものが目に映るときー』

18歳の青春を駆け抜け一歩ずつ大人になって行く高校生を見続けたコーシローの物語は、そんなコーシローを大切に思い続けた優花が大人の階段を一つずつのぼっていく物語でもありました。そして、そんな優花が大人になってそこに見たもの、感じたもの。それは、時代が移り変わっても決して変わることのない、”あの時代”を駆け抜けた優花の思いの先にあるものでした。そして、まさかの幸福感が待つその結末に、冷たい涙が温かく変わる瞬間を感じる物語。

ああ、いいなあ、この作品、ただただそう感じました。

伊吹有喜さん!こんなにも、こんなにも深い感動をありがとうございました!

そして、ページの中に、18歳の自分を確かに見つけました!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伊吹有喜さん
感想投稿日 : 2021年4月3日
読了日 : 2021年3月27日
本棚登録日 : 2021年4月3日

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コメント 8件

セシルの夕陽さんのコメント
2021/04/03

さてさてさん、コメントありがとうございました! コメントの通知が来たり、来なかったり(見過ごしたのかも⁈) 気づくの遅くてすみませんm(_ _)m
「犬がいた季節」、私の人生の本ベスト3に入ります。とても私にストライク入った本です。懐かしく、切なく、暖かく、泣けるのに温かい気持ちにぬれました。本屋大賞、とれたらよいのですが。。。「52ヘルツのクジラたち」のような気もします。本屋大賞ノミネート作品は、5冊読みました。「犬がいた…」「52ヘルツ…」「お探し物は…」「逆ソクラテス」「滅びの前の…」

さてさてさんの予想はいかがですか?

さてさてさんのコメント
2021/04/03

セシルの夕陽さん、コメントありがとうございました。この作品は、セシルの夕陽さんのレビューが起点となって手にすることができました。レビューさせていただいた通り冷たい涙が温かく変わるという絶妙な構成具合にすっかり魅せられた作品でした。(こんなこと書くと恥ずかしいですが)自分のレビューを読み返して再び胸が熱くなってしまったという、久々に作品の中に心が完全に持っていかれた傑作だと思いました。こんな素晴らしい作品に出会えるきっかけを与えてくださったセシルの夕陽さんには、深く御礼申し上げます。私は”起点”、”きっかけ”を何かに見出して前に進んでいく主人公が登場する作品を何よりも愛しています。今回の”起点”はセシルの夕陽さんに与えていただきました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!
2021本屋大賞のノミネート作品は読了順に「お探し」、「52ヘルツ」、「自転しながら」、「滅びの前の」、そしてこの作品で五冊目になりました。なかなかに良い作品ばかり。しかし、涙の量は圧倒的に「犬のいた」です。大賞予想はなかなかに難しいですが、今年の暮れにブックリストに書くであろう”2021年に読んだ作品ベスト3”には、私は間違いなくこの作品を入れます。2020年の「かがみの孤城」と涙の量は同じ位。素晴らしい作品に出会えました。
読書って本当にいいですね!
ありがとうございました!

セシルの夕陽さんのコメント
2021/04/03

さてさてさん、私のレビューが起点とは、恐縮です。自分の高校時代を振り返ったり、飼っている犬を愛おしく感じたり、胸を鷲掴みにされたので、思ったまま感想をぶつけた次第です。

いろんな方々のレビューを読むと、当たり前ですが感じ方は人それぞれ。「犬がいた…」もそれほど感傷的にならない人もいらっしゃいますね。そこが読書の面白いところ、良いところでもありますね。

本屋大賞は書店員さんの投票で、一般読者の感覚に近いと言われていますが、どうでしょうか? 14日楽しみに待ちましょう。

さてさてさんのコメント
2021/04/04

セシルの夕陽さん、確かに感傷度合いということでは有川浩さんの「旅猫レポート」の方が強いと思いました。この作品はなんでしょう。舞台が高校ということで、その想い出が重なる部分、そしてなんと言っても成長していく優花の姿がとても印象的でした。
ブクログの感想も多々あって本当に参考になります。読んでいて気づかなかったこと、私が感じたところにどなたも触れていないことに、えっ?となること、いろんな驚きがあって、皆さんの感想が読めるのは本当に素晴らしいと思います。
セシルの夕陽さんの感想も楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします!

ダイちゃんさんのコメント
2021/08/16

さてさてさん、おはようございます。ダイちゃんと言います。いつも、よく考え、素晴らしいレビューですね。私事です、愛犬のコーギーが今年永眠しました。これをきっかけにブクログ始めました。さてさてさんとは、分野が少し違うかもしれませんが、私の知らない本とレビューがあり、楽しみにしています。お互いに、読書し続けましょう。突然の投稿、失礼しました。

さてさてさんのコメント
2021/08/16

ダイちゃんさん、コメントありがとうございました。
犬を飼われていたのですね。私は直接には飼ったことはないのですが、動物の登場する小説はとても好きです。
私はご覧の通り女性作家さんの小説ばかりになっていますので、それ以外が未知の世界です。ダイちゃんさんの本棚見せていただくとビジネス書の他に山崎豊子さんの作品を見つけました。「沈まぬ太陽」。これは思い切り私の読書範囲に入るのでレビューを楽しみにさせていただきます。
引き続きよろしくお願いします!

ゆうさんのコメント
2021/08/20

さてさてさんこんばんは。懐かしい切ない高校の頃をもうはるか昔なのに思い出し温かくなりました。飼っていた黒柴を思い出し涙しました。さてさてさんの感想を読んでまた感動がよみがえってきました。ありがとうございました。

さてさてさんのコメント
2021/08/20

ゆうさん、コメントありがとうございました。
高校時代を切なく思い出させてくれる、そういう思いに駆り立ててくれる作品ですね。ありがとうございました。

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