読み終えて、ずっしりとこころが重たくなる、深い内容の本でした。
作者の、たくさんの詩と、手記が、真に迫って、書かれています。
その中で、光が射しているように思える詩がありました。(詩の中では、私の心は暗闇です と、ありますが…)
小っちゃな神様
私の心は暗闇です
光など射さない永遠の暗闇です
けれど、そんなところにさえ
小っちゃな 小っちゃな神様がいる
その小っちゃな神様は
時々、ニコッと微笑んで
ごほうびを下さる
感動の涙 一しずく
優しい言葉 一しずく
友との出会い 一しずく
小さな勇気 一しずく
私の心は暗闇です
光も射さない永遠の暗闇です
けれど、そんなところにさえ
小っちゃな 小っちゃな神様はいる
、、、作者自身が描いた、草花やエンゼル、マリア様などのカット絵が、素朴で味わい深く、素敵です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月11日
- 読了日 : 2021年7月11日
- 本棚登録日 : 2021年7月11日
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