3作でひとつの壮大な物語…⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
もうね、ホラーじゃなくて、SFですよ.☆.。.:*・°(`•∀•´)✧
今回はウイルスがメインです。
幼い頃から「生命のしくみを解き明かしたい」と考える主人公、馨。
父親がガンウイルスに侵され入院。
そこで同じように入院生活を送る親子に出会う。
シングルマザーの美しい母親に惹かれる馨。
彼女の息子もまた、ガンウイルスに侵されていた。
父親は元人工生命開発プロジェクト研究員の教授。
彼が昔携わっていたプロジェクトの関係者にガン患者が多い。
馨は父親と彼女の為に、ガンウイルス発生の真相を探る。
この転移性ヒトガンウイルス、性交や輸血、母乳などで感染するんです。
しかも、発病すると、間違いなく転移するらしい…(-_-;)
あと、宿主が死なない限り生き続けるらしいし、かなりやばいですね。
馨が10歳のシーンから始まるのですが、これがまた天才児。
日常で両親と重力異常の分布図を見て議論する。(-_-;)
見どころとしては、話が貞子や高山に徐々につながっていく流れと、高山が今際に何をしようとしたのかが解明されるシーン。
2000年前後は、この類のSFブームだったのかも…♡
全てにおいて化学的な理論を紐づけていますが、この展開はちょっと…という私の好みではなかった箇所もあります…(^▽^;)
しかし、この3作、細部まできちんと結びついて納得できる。
ラストは『らせん』以上に衝撃です。
1作品でも完成度が高いのに、3作通してそれを上回る素晴らしさ。
『リング』だけで終わらせるの、勿体無いですよ!
実は全部で6作あるリングシリーズ。
続きの『バースデイ』も読みたい(〃´-`〃)
- 感想投稿日 : 2023年7月12日
- 読了日 : 2023年7月12日
- 本棚登録日 : 2023年7月12日
みんなの感想をみる