とっても好きなシリーズです。
「メルヘン殺しシリーズ」第3段。
今回も蜥蜴のビルが光ってました!
彼の言葉のやり取りが時々イラつくけど、とても可愛くて大好きです。
ビル、前シリーズよりちょっとづつ賢くなってきてる気がします。
「オズの国」はとてもメルヘンな魔法の国で「オズの魔法使い」の世界に出てくるような魅力的なキャラクター達もとても可愛くて、でも、とても残酷で。
「不思議の国」「ホフマン宇宙」「オズの国」を比べると、圧倒的にオズマの支配するオズの国は広大で、魔法も使えるし、格が違います。
独裁国家で、オズマや魔法使いの力が圧倒的なので、殺人は起こり得ません。
そんなオズの国で起こった殺人事件を、蜥蜴のビルと小間使いのジュリアが捜査していきます。
「クララ殺し」より、アーヴァータールとの兼ね合いで頭がごっちゃになるような事はあまりありませんでした。
毎回犯人に与えられる制裁の残虐さにスッキリしています。
次作の「ティンカーベル殺し」が楽しみで仕方ありません。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年6月14日
- 読了日 : 2020年6月14日
- 本棚登録日 : 2020年6月14日
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