私はいま自由なの? 男女平等世界一の国ノルウェーが直面した現実

  • 柏書房 (2021年9月28日発売)
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感想 : 24
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男女平等の最先端を行くノルウェーでも、未だ解決されてない、平等性がある。
グラフや図というものが全然なく、平坦な言葉での説明ばかりなので、理解しづらい。
日本は北欧政治を後継していった方が良いとは思うが、ただ単に女性がズタズタになるまで仕事と家事で頑張れという文化のままでは上手くいかないだろう。
男性の育休100%取得を先に制度化したところで、男性が家のことをやらないで手伝う感覚でいれば、結局は家事は妻の仕事のまま。
子育てに魅力があると男性が思い至るのか?
作るまでの過程には興味やリビドーはあるけど、その後はおまけと考えている人が多い (その前の各個人の考え方もあるけど)→性風俗に行く (日本はここが発達してるので良いのか悪いのか)→結婚まで至らない男性が増える。
女性もリスクを負ってまで、結婚の意味はないし、自分の面倒を見るだけで精一杯な生活。
ノルウェーの問題とはリンクしてそうでしてない。

日本の少子化は産みたい育てたい女性が、単体で産み育てる環境を作らないと、改善されないと個人的には思う。それが自由という選択肢があるということかと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 家庭
感想投稿日 : 2024年4月19日
読了日 : 2024年4月19日
本棚登録日 : 2024年4月19日

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