とても温かな連作短編集。一つひとつのエピソードが素敵でした。父娘、学生さん、常連さんが織り成す物語は時に陽気に、時に切なく胸に刺さります。登場人物の年代ごとのドラマを楽しく共感しつつ読みすすめました。「過去を懐かしめるということは自分の人生を受け入れて大事にできている。」「他人の積み重ねてきたものを大切にしてあげたいと思ったら……大人になれたってこと」一番心に響きました。舞台は自分の生まれ育ったまちの近くです、すてきなロケーションをそのままに、岬のカフェでゆっくり過ごしてみたいとおもいました。
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- 感想投稿日 : 2022年2月7日
- 読了日 : 2022年2月7日
- 本棚登録日 : 2022年2月7日
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コメント 3件
みたらし娘さんのコメント
2022/02/19
みたらし娘さんのコメント
2022/02/20
ちゃたさんのコメント
2022/02/20