何もすることがない目的がない退屈な日常より、世間から憚られる立場でも愛することを恐れず、自分の心のままに生きる、好きな人と一緒にいる時間ほど貴重で素敵なものはない。
この本を読んで「タイミング」という言葉がまず頭に浮かんだ。それは、好きな人に出会うタイミングである。このタイミングのズレがより好きな人に対する好意を増していっていることも感じることができた。
月の満ち欠けもタイミングである。一部の天体観測者を除いては、ほとんどの人たちは今日満月だから見ようと思っているわけではなく、偶然空を見上げたらタイミングよく満月だったということが多いだろう。
今現在生きている世界がもしかしたら、6回目の人生かもしれない、と思うと少し心が弾む。
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- 感想投稿日 : 2022年9月2日
- 読了日 : 2022年9月2日
- 本棚登録日 : 2022年8月31日
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