図書館にて借りた本。
ビジネスの理論から抽象化して家族や人生の目的について考えてみた本。クレイトンクリステンセン教授の気概を感じることができる本。
多くの印象に残る名言があった。
「マネジメントは崇高な職業のひとつ、一人一人の生活ひいては人生にも関わる責任ある仕事」
「仕事において給料を追い求めても所詮苦しみを和らげるに過ぎない、自分が心から愛する職につくべき」
「自分の資源(時間)の配分方法を考える」
→短期的に必要なことをすべきだが、長期的に必要なこともする(読書など)
「最終的に成功した企業の93%が当初の計画を断念している」
→つまり常にPDCAを回して行動しなければ成功はない
「子どもと話すときは、大人と同じように話すべき」
「倫理的な問題に対して、絶対に妥協するべきではない、一度の妥協が崩壊につながっていく。」
最後にあなたが人生を評価するものさしは何かを問われた。
自分にとって、現時点では「子どもが成人したときの状況で決まる」にしたいと思う。著者は常に評価できるものさしを想定しているだろうが、私は長期的な観点のものさしを用いていきたい。そうすることで満足することなく改善を繰り返していけると考える。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月22日
- 読了日 : 2021年1月22日
- 本棚登録日 : 2021年1月22日
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