神社が語る 古代12氏族の正体(祥伝社新書) (祥伝社新書 370)

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  • 祥伝社 (2014年7月2日発売)
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感想 : 11
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「神社が語る」と言っても、神社の謂われと古代氏族の正体との関係性を説いている訳ではなく、メインは古代氏族と天皇や乙巳の変などの歴史的事件との関わりを、筆者が推察しているもの。

聖徳太子は実在したのか、蘇我入鹿が太子一族を滅亡に追いやったのか、日本書紀が書くことを鵜呑みにして良いのか、天皇家はどうやって形成されてきたのか、卑弥呼は誰で邪馬台国はどこにあったのか等々、
歴史のおさらいになるし、こんな見方もあるのねと興味が湧く内容だった。

しかし、同じようなことがあちこちに書かれ、また氏族の歴史が章ごとに書かれているので、時間軸が行ったり来たり。図表や歴表等を用いてくれていれば、頭の整理にも繋がるのだが……

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月15日
読了日 : 2021年11月15日
本棚登録日 : 2021年11月12日

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