「ポストは天からの預かりもの。特に総理大臣はそうだ。私心でポストを求めてはいけないし、私物化すれば何らかの形で自分に跳ね返ってくる。常に公の精神が必要で、国のためになるかを考えて人事を行わないと、必ずどこかで破綻する」という考えを安倍さんは持っていた。
現総理や総理を目指す政治家達に聞かせたい。
また、小泉訪朝の同行時、出発前に昭恵さんに「北朝鮮で殺されるかもしれない。政治家の妻として、覚悟しておいてほしい」と。
その時の日朝首脳会談の控え室で「拉致を認めない限りは、日朝共同宣言に署名すべきではない」と小泉らに大声で訴えたのは有名な話だ。
これほどまでに真剣に、覚悟を持って北朝鮮に対峙する政治家が今いるだろうか。
岸田首相は訪朝に意欲を見せていると報道されているが、自分の政治的延命のために利用しようとしているようにしか思えない。
政治の体たらくに触れるたび、安倍さんの突然の死が惜しまれてならない。
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- 感想投稿日 : 2024年4月8日
- 読了日 : 2024年4月8日
- 本棚登録日 : 2024年4月8日
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