こんなにたくさんの登場人物が出てくる長い物語なのに、ほとんどの人のことを把握できて読み終えられたのは、わたしとしては珍しい。
わたしは自分が、高貴さと変さ(他に邪魔されない家の中の秩序と、おかしさやこだわり)と、世間との交わりとを、
自分好みのバランスにしようとして生きている、という見方に思い当たった。
最後の懐かしい、家の記憶の描写が、とてもよかった。音や映像が浮かんだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年4月9日
- 読了日 : 2020年4月9日
- 本棚登録日 : 2020年4月9日
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