オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)

  • 評論社 (2005年6月23日発売)
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酒井駒子さんの装画に惹かれて手にとった。そして一晩でイッキ読み。わたくし好物の、人類学や民族学、歴史学などをふまえた冒険ファンタジーで、出鼻に起こる事件で大興奮、もうこれはページを繰る手が止まらないー‼️

ーーてヤツやってんけど、中盤からアララ残念〜チーン。。指輪物語の焼き直しジャン??
ま、でも結末がきになるから読むのやめなかったけどね。
得体の知れない邪悪なものから世界を守るため、選ばれた少年が、小さく弱い子どもながら、敵を倒すために必要とされるモノを探し集める冒険を経て、ことを成就させる。まあ、まあいいよ、その筋書きはさ、二番煎じでもさ。しかーし、そのアイテム探しの段がなんか、単純すぎたかなあ。あまりにもたやすくいきすぎて、いや、危険を犯して命をかけてやってたから、たやすくとはいえないかもやけどもやね、偶然陥ったピンチの時に、なぜかそこにアイテムがあって、手に入れちゃうんだよね。

そのアイテムなどを示す、謎のような言葉も、それが見つかってから『じつは、これだったのだ!!』みたいな。。

トールキンと比べすぎてはイカンかね!
ちょいと残念感はあったけど、ドキドキ感、疾走感、愛を感じる心のあったかさは十分にあり、ツマンナイとは言いません。面白かったです❤️しかし続編は読まないわ、終了。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月16日
読了日 : 2021年11月16日
本棚登録日 : 2021年11月16日

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