お宿如月庵へようこそ: 湯島天神坂 (ポプラ文庫 な 11-4)

著者 :
  • ポプラ社 (2017年10月5日発売)
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本棚登録 : 271
感想 : 20
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時代小説なんだけどもポプラ文庫であるからお察しいただけると思いますが、読みやすい!
時代小説を読みなれてない、読んだことがない方でも読めると思います。
時代小説ってこう、日常生活でいまでは使わない小道具だとかが出てきたりするから読みなれないひとは「??」ってなりそう。
唯一難点があるとしたら、当時の強盗の手段だろうけどそこはあまり重要じゃない。

これ一作で終わりでもいいけれど、宿にはまだ秘密がありそうなのでそちらも気になる。
あと、算学好きなあのお侍さんとの関係も。
算学好きなお侍さんとかもう、どこの宮部みゆきの話だと思いつつ気になるんだよ!
(あれの漫画版はぜひとも原作と同じではなくお兄ちゃんとくっついてほしかった、という私見をあえて書かせていただきたい)
時代小説気になるけど読んだことない、と言う方はぜひこれを足掛かりにしてほしい。
時代小説も面白い話いっぱいあるので!剣豪小説ばかりじゃないですし!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説【日本】
感想投稿日 : 2017年10月22日
読了日 : 2017年10月13日
本棚登録日 : 2017年10月13日

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