苦しくて辛くてなんで読んでるんだろうと思いながら
最後までノンストップで読ませるこの凄さに☆5
遠田潤子4作目で一番の悲惨な境遇だった(*_*)
物心ついた頃から実父に虐待され、継父からも虐待…
もう凄まじい内容です。
ただ描写は詳しくは描かれていないのが読み手にとっては救いでした(>人<;)
「生まれてきて…なんにもいいことなかった」
「僕はなんで生まれてきたんやろ」
「僕には生きる意味がわからない」
「生き続けるためにずっと理由を探してきた」
ただひたすら妹を守るため12歳の主人公・憂は生き続けてきた。
この少年は「死にたい」ではなく「生きたい」と願い続けていたのです。゚(゚´ω`゚)゚。
読書は素敵な時間…
この歳になって「素敵な話」だけで残りの人生の貴重な読書時間を使わないぞ!と思うようになりました。
もっと深く遠田作品の良さを知りたいと思うのです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月20日
- 読了日 : 2022年10月20日
- 本棚登録日 : 2022年10月19日
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コメント 2件
まことさんのコメント
2022/10/20
みんみんさんのコメント
2022/10/20