ポケット版 弁護士の論理的な会話術

著者 :
  • あさ出版 (2010年6月22日発売)
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本棚登録 : 274
感想 : 30
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「そもそも論法」などの論法や、反論する為の思考法が弁護士である著者ならではの切口で説明されていて面白かったです。
確かに例に挙げられている会話はドラマで見るような裁判での弁護士の話し方になっていました。

普段からこんな会話してたらギスギスしそうだなぁと、途中まで読むのがしんどかったですが(つω-`)、、、クレーマーや、会社の嫌なやつ、パートナーを論破したいならこの本を読んで練習するのもいいかもしれないですが、論理的な会話と心情的な会話は使い分けないと人間関係は上手くいかないですよね。
(本書にはちゃんと夫婦関係を円滑にできる会話術も載っています)

子供のナゼナセ攻撃や、相手のペースに巻き込まれてしまう、揚げ足をとられるなどの「あるある」に対応する方法が載っていてとても勉強になりました。

「話し合いの目的」に立ち戻り軌道修正することを意識したいです。


問題は、実際にそういう場に遭遇すると、頭が真っ白になってしまってせっかく学んだ論法が使えないという事なので、ロープレなどで練習を積み重ねないと。繰り返し読みたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝え方
感想投稿日 : 2022年7月9日
読了日 : 2022年7月9日
本棚登録日 : 2022年6月30日

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