警視庁文書捜査官

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年1月29日発売)
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本棚登録 : 222
感想 : 36
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感想
いわゆるよくある刑事ものの小説ではなく、現場に残されたメモを頼りに推測を重ねて、真相を暴く新しいタイプの警察小説。と思ったのだけど、文書解析班もガンガン捜査に参加するのね。まぁ、そうしないと話が盛り上がらないか。

鳴海のオタクで何処か的外れなやり取りなどから一気に真相に迫るところが面白い。

あらすじ
刑事で捜査一課に配属されたが、文書解析班というよく分からない部署に配属されて不満を持っている矢代と、年下で文書心理学を学んでいた女性上司の鳴海警部補が、事件解決に向けて動き出す。

殺人現場から見つかったメモを元に、被害者宅や第二の殺人現場を見つけ出し、活躍する。いずれ文書解析班が事件のスジを明らかにしていく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月21日
読了日 : 2023年10月21日
本棚登録日 : 2023年10月21日

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