玩具店の英雄 座間味くんの推理

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  • 光文社 (2012年4月18日発売)
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座間味くんシリーズ第3弾。今回から津久井操という大迫警視正の大学の後輩が飲み会のメンバーに入った。津久井さんは科学警察研究所に勤務し、終結した事件を調べて成功と失敗の分かれ目を標準化する研究をしているらしい。科警研と科捜研。科捜研の方が聞きなれているけど、こんな部署もあるんだなって初めて知った。
座間味くんに二人目の子供が生まれたり、大迫さんが警視正になってたりで、ハイジャック事件から8年くらいたっているのかな。
7編の短編で、すべて終結している事件だけど、座間味くんの推理で事件の全容がガラッと変わるのは面白い。やっぱりこじつけ気味もあるし、警察が頭悪すぎwwって思っちゃうところもあるけど、面白かった。座間味くんほどの推理力は発揮できなくても、「ここがおかしい」ってポイントをみつけて自分なりに考えてから答え合わせ・・・をしたりと楽しめました。最強の盾が好きかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年4月5日
読了日 : 2022年4月5日
本棚登録日 : 2022年4月5日

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