魂の退社―会社を辞めるということ。

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2016年6月10日発売)
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本棚登録 : 237
感想 : 35
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・アフロヘアーの元朝日新聞記者(キャラ濃すぎ!)香川県への転勤を機に、野菜の直売所や山歩きなどお金のかからない楽しみがあることに気付く。給料にとらわれなくなり、最終的には目安としていた50歳を迎え退職。
・本文では一度もこの言葉は使われてない(と思う)がいわゆる「ミニマリスト」に目覚めていく過程、と思えた。
・個人的に刺さったのは『何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、別の世界が立ち現れる』というくだり。捨てたら無になるのではなく、これまで注目していなかったものが見えるようになる。
・退職後1ヶ月で書かれた本らしいので、その後の無職生活がどうなのか気になるところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミニマリズム
感想投稿日 : 2022年9月13日
読了日 : 2022年9月11日
本棚登録日 : 2022年9月9日

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