孤独を生き抜く哲学

著者 :
  • 河出書房新社 (2020年4月11日発売)
3.66
  • (6)
  • (12)
  • (12)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 163
感想 : 16
4

本書を読むまでは、孤独=ひとりぼっち寂しいというネガティブなイメージがあった。

でもこの本を読んで、自分の気持ち次第、捉え方次第ということに気づいた。

たとえ、1人でいようと集団にいようと、孤独に感じる瞬間は訪れる。

そんな時、孤独を乗り越えるツールが哲学。

ここでいう哲学=学問的な哲学ではなく、実存的な哲学。

哲学という孤独な営みこそが、本当の自分の時間であり、孤独を生き抜くための術であると感じた。

「孤独とは、友達のようなもので、しっかり向き合い楽しめると、ポジティブに感じられるのでは無いか」

と思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2020年12月28日
読了日 : 2020年12月28日
本棚登録日 : 2020年12月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする