スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫

  • 三笠書房 (2002年3月21日発売)
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「自分自身に対する無知やエゴイズムや悪徳のとりこになった人間のほうが、はるかに奴隷に近い。」

「外部からの援助は人間を弱くする。」

「一度に一つの仕事しかしない人間のほうが、むしろ誰よりも多くの仕事をする」

「着実な努力を嫌う人間が増え、精神力の低下と衰弱が進んでいる」

「休息なんて、あの世に行けば誰でもできるではないか」

「小説を読みふけり、まやかしの感情に支配されると、健全な心はゆがみ、精神が麻痺する危険性が大きくなる。」

「理想に現実を重ね合わせる努力をしているか」

「立派な習慣を身につけるよう気をくばるのが、いちばん賢明な習慣」

本の内容はありきたりな綺麗事を並べ立てているようだが、偉人たちはそのありきたりな事を専一にやってのけたからこそ夢を叶えることができたのだと考えると、自分でもできるのではないか?と思ってしまう。
今までは偉人の偉業をばかりを見て、その人自身の努力を知らなかったが、今回教科書に載っている偉人の苦労話を聞くと非常に人間味に溢れており、違う生き物だと思っていたニュートンらを身近に感じることができた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月21日
読了日 : 2022年9月21日
本棚登録日 : 2022年9月20日

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