右脳思考

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2018年12月26日発売)
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感想 : 95
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1.ビジネスで成功している人の共通点で右脳を使っていることが分かったので、正しい鍛え方を学びたくて読むことにしました。

2.右脳はイメージをつかさどる機関です。これを鍛えるには、あらゆることを想像する習慣付けをしていかなくてはなりません。例えば、額面通りの言葉をそのまま受け取ってしまい、相手から「何にも理解してないよね」と言われることが多い人は、右脳が弱いです。
本書では、人間は右脳→左脳→右脳の順番で情報を処理・精査し、人に対してアウトプットをしていることが分かったうえで、右脳が果たす役割と左脳との連携について書かれています。
「おかしい」「違う」などの違和感を感じた時に右脳が発達するため、右脳を鍛えることで現代で一番大切な「問題発見力」を鍛えることに繋がります。

3.直感を鍛えるためにとにかく言葉にしていこうと思いました。「これなんか違和感ある」というものを捉えた時、受け流してしまうことが多いのですが、これでは直感は鍛えられません。今、自分はこう感じた。なぜだろう?という振り返りをすることで、想像力が働き、右脳が活性化する。そして、それを検証するために左脳を使う。本書に書いてあるこのループを作って、自分の直感を磨いていきたいと思います。
日常から「おかしくねいか?」というセンサーをもっと働かせていきたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月31日
読了日 : 2022年3月21日
本棚登録日 : 2022年1月30日

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コメント 2件

akodamさんのコメント
2022/01/31

NAMIさん、おはようございます。
いつもレビュー楽しみに拝読しています。

私はもっぱらの右脳派のようで、過去は『発想は面白いが、論理的な説明がいただけない』と経営陣からダメ出しを喰らうことがザラでした。

それ以降、左脳的思考にシフトし論拠立てた提案を主としていますが、正直(つまらんなぁ)と未だに思うことがあるのです。

「右脳で直感を、左脳で検証を」

このループを早速今日から回してみようと思います。
ありがとうございます。今週もよろしくお願いします^ ^

NAMIさんのコメント
2022/07/24

akodamさん


ブクログにコメント機能がついてることを最近知ったので返事が遅れて申し訳ありませんでした。

いつも私の感想に「いいね」をつけてくださっていますね。
本当にありがとうございます。
akodamさんのおっしゃる「右脳で閃いて、左脳で論理立てる」というのはホリエモンと同じ思考回路なんですよ。
ロジックは大切なんですが、それに囚われてはいけませんよね。
そして、人はロジックだけでは動かない。
「右脳で人の感情に興味を持たせる→左脳で人に納得してもらう」
私は最近、このようなやり方にしていますね。

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