アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書

  • アスペクト (2010年1月25日発売)
3.52
  • (7)
  • (22)
  • (20)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 234
感想 : 31
5

1.アメリカ人がなぜそこまで個人金融資産を増やしたのか、その根本を知りたくなった

2.投資についての全ての基礎が詰まった1冊です。投資はどのようにして行うのが理想なのか、そもそも投資の世界を取り巻く環境はどうなっているのかなど、基礎的なことがこの1冊で理解できます。
なぜ日本はここまで投資を嫌うのかという答えはこの本をみてわかる通り、実際に投資についての教育がされているという点です。アメリカは高校生になると実際のデータを使って自分なりの資産運用をしてみます。そこで間違いや改善策を考えて社会に出るので自分自身で資産運用を始められるということがおおきなポイントです。


3.この本を読むと日本で投資が進まない理由として、目先の利益と銀行や証券会社の話法に騙されて失敗するパターンと金は仕事をして稼ぐという美学があったからだと思いました。確かに、仕事をして稼ぐということがまず基本なのは承知ですが、今の低金利とインフレでもそんなことが言えるのか?ということが本音です。この本を中学生や高校生の時に読んでいたら早く投資始めてたのにと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月19日
読了日 : 2019年12月19日
本棚登録日 : 2019年12月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする