舞台は夜のインド。失踪した友人を探すためにインドを旅する主人公の12夜の話からなる連作短篇集。
テレビや旅行本などのインド観光特集から受ける印象とはかなり異なるインドの様子が描かれています。どちらかと言えば、インドに留学していた大学教授から聞いた経験談に近い描写だと感じました。
ストーリーは、私にとっては難解でありました。一つ一つのお話が繋がって、一本の線を描いているのだろうとは思いますが、それがなかなか掴めず...
全体の流れを意識して読み直したら、何かが掴めるかもしれません。しかし、あれこれ考えて読むよりも、寝る前の半ば脳が休んでいるようなときに読む方が、かえって物語を感じられるかも...?
とにもかくにも、再読したくなる1冊です!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月8日
- 読了日 : 2024年1月8日
- 本棚登録日 : 2023年5月19日
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