後宮の錬金術妃 悪の華は黄金の恋を夢見る (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2021年9月1日発売)
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本棚登録 : 77
感想 : 3
4

後宮モノのヒロインに何かエッセンスを加えたタイプが最近の流行りだと思うがついに錬金術まで来るとは。
白蓮は徹底した妹思いだが家から虐げられている妹の立場もあり悪女を演じる実は健気なヒロインだ。
途中まで本気で呂清とくっつくと思ってました。
斬新なストーリーで錬金術も部分もうまく活かせていたが終わる時は結構あっさり終わったのでカタルシス的部分はやや少ない。4夫人も当て馬感が強い淑妃以外は出番がほぼ無くやや持て余した感じはある。
短くまとめなければいけないのに登場人物が多くなってしまう後宮モノには付き物な悩みではあるのでしょうがないとは思うが。
あと木蓮はただただ可愛い。普通の作品ならこっちが主役なんだろうなぁ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年4月3日
読了日 : 2022年4月3日
本棚登録日 : 2022年4月3日

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