ミライの授業

著者 :
  • 講談社 (2016年7月1日発売)
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本棚登録 : 3473
感想 : 337
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他の方のレビューでも記載の通り、本の題名の「授業」というより、未来を切り開いてきた偉人たちの伝記集という印象を私も持ちました。
個人的に、ヘンリー・フォード、伊能忠敬、ナイチンゲール、マーガレットサッチャーの章が面白かったです。


伊能忠敬
酒造家であった伊能家に婿入りし、隠居するまでに45億円まで資産増やす。50歳で、天文学・測量を学ぶため、自分より19歳年下の高橋至時に弟子入りする。その後は皆さんご存知の、蝦夷地の測量と地図作成を行う。

ナイチンゲール
1854年(34歳)
ロシアとオスマン帝国のクリミア戦争に看護師団を率いて戦地に向かう。当時の看護師は身分の低い職業だったため、家柄の良いナイチンゲールの行動に「身の危険をかえりみず、祖国のために立ち上がった上流階級のヒロイン」として有名になる。
「コウモリの翼」の統計も本書で紹介されていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 知育・教育
感想投稿日 : 2022年3月13日
読了日 : 2022年3月6日
本棚登録日 : 2021年6月27日

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