「第七官界彷徨」の一風変わった登場人物達が織り成す一幕に惹きつけられました。蘚の恋愛や分裂病により、各々の恋愛観を表しているところが変わっていて、面白く読み進められました。
「無風帯から」は手紙から妹の光子が詳らかになっていく度に、世間一般とは違っている兄妹の間にある、愛と呼ぶべきものを感じました。それと同時に、兄としてしてやるべき事が出来なかったという後悔が聞こえてくる様でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月8日
- 読了日 : 2021年12月8日
- 本棚登録日 : 2021年12月8日
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