まんが道 (11) (中公文庫 コミック版 ふ 2-36)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年11月18日発売)
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感想 : 7
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「皇国の興廃この一戦にあり!!」
「各員一層奮励努力せよ!!」
Z旗を掲げ3日完徹して原稿を描き上げる満賀と才野に感動したと同時に、ぼくも彼らを見習って一層奮励努力せねばと心を新たにした。
本巻ではついに石森章太郎と赤塚不二夫がときわ荘に訪ねてくる場面もあり、漫画界のレジェンドがついに集結しつつあることを予感させる。
そんなライバルが勃興してくる段階において、満賀と才野は二人組だからこそ心強いものがあったのだろうという気がする。もちろん彼ら個々の力も他のライバルに比肩する(かそれ以上)なわけだから、端的にメンタル面で非常に良い効果があったに違いない。
ぼくもお互い切磋琢磨できる仲間が欲しいなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月16日
読了日 : 2021年2月15日
本棚登録日 : 2021年2月15日

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