一日一生 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2008年10月10日発売)
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昔々CMではやった、「一日一善」のような道徳ではありません。

「一日が一生と思って生きる」
一日が一生だな。
今日失敗したからって、へなへなすることはない。
落ち込むこともない、明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃない。
今日を大切にしなかったら、明日は有りませんよってことでもある。
今が一番大切だってことだよ。

 先日87才で亡くなられた酒井師は、比叡山の山々を7年かけて修行で
回る荒行、千日回峰行を2度満行されています。どれだけ偉い修行僧なの
かと思いきや、気さくで自然な語り口と、若い頃の苦労と無茶は、大阪の
オッチャンといった雰囲気です。

 自然とともに生きること、自分も自然の一部であり、生かされているとい
うことを感じるときに、心のありようも変わってくるのかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・思想
感想投稿日 : 2013年12月7日
読了日 : 2009年3月7日
本棚登録日 : 2013年12月7日

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