損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年6月10日発売)
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本棚登録 : 548
感想 : 63
3

文章と登場人物の名前に慣れたら一気に読みやすくなって
世界に入り込めた。
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・「江戸でかかあを見つけたか。やっぱりおめえは出来が違う……いやあ、めでてえ。明日の漁はうっちゃってもいい、朝まで呑むだ」179

・「ひとの器量は、どこまでをおのれの責めに帰することと捉えるか……その大きさで決まると考えている。217

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月2日
読了日 : 2024年3月2日
本棚登録日 : 2024年2月18日

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