日米同盟の重要性は踏まえた上で、もしも同盟が解消された場合に、日本は限られた資源や多くの制約の中でどのように自国の防衛を構築していくかという試算ではなく、安保反対派や自主防衛・核武装派に向けた、だから日米同盟ってやめれないでしょ?的な本。日米同盟解体のコストを22兆円以上と試算するが、日本の財政が厳しい中で、米軍が行なっていたことの代替や勢力均衡にもとづくあれもこれもと経費を追加していった結果の数字。すでに同盟による"巻き込まれ"を心配する現況ではなく、なんとか袖にされないようにというのが共通認識なのか?
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- 感想投稿日 : 2013年5月8日
- 読了日 : 2012年10月14日
- 本棚登録日 : 2013年5月8日
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