素晴らしい打ち切りマンガ。
打ち切りという現実にここまで見事に対応したマンガも少ないだろう。
作者の中山さんは貴重な経験をしたと思う。
マンガは一方で商業的エンターテイメントであり、もう一方では芸術的な作品でもあるのだ。
前者では多くの人を喜ばせる必要があり、後者では己一人の価値観を表す必要がある。
打ち切りという避けられない未来から後者の道を発見できたことは大きい。
次回作に期待しつつも満点。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年5月23日
- 読了日 : 2010年5月23日
- 本棚登録日 : 2010年5月23日
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