考えない台所

著者 :
  • サンクチュアリ出版 (2015年5月20日発売)
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本棚登録 : 1068
感想 : 111

2015年刊行の本
時代だなぁと思うのは台所に立つ人間が女性だと思い込んでるところ
本へ女性主体に語りかけている部分がちょいちょいきになる
本の主体はそこじゃないんだけど今のご時世「いや台所イコール女性の仕事じゃないから」と思わず突っ込みたくなるんだよね
主体自体はいい話なんだけど

最近は禅を主体に思想を考えているので微妙に禅思想と違うとどうにも違和感あるなぁ、と

具体例が思いつかない人向けの本
すでに実践してる人には「これはないわあ」って思うことも
例えば2段組みのカードを利用しレジで打ってもらってる間にエコバッグに仕分けして時短、というテクが紹介されてますが、チェッカーや他のお客からは「これ迷惑行為やろ」としかおもわないしね
味見用のスプーンを10本用意すると味が決まる 「ないわー!!」ミニマリストに味見用10本は多すぎる たとえ美味しい料理を作るために必要だったとしても

料理家なのに料理家らしくないズボラダメダメな過去の持ち主
共感できるか呆れるかは読み手次第かな?


流石に一人暮らし10年だとすでに実践してる事も多い内容


うわちゃと思ったのが食器とシンクを洗うスポンジが同じなのだ、この料理家。そういう家庭もあるけど、私は絶対に同じスポンジは無理。毎日綺麗にしてると言っても無理だわ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年12月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年3月25日

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