【光の庭】
アッシュのあの穏やかな横顔を最後に、その後の英二の気持ちと人生は読者に委ねられていた。アッシュの死を知った英二は、きっと崩れ落ちて悲しむんじゃないか、、、最愛の人を失った彼はどういう人生を送っていくんだろう、、、そんなことを考えていました。
なんと7年経っても彼の傷は癒えておらず。人の死は癒えるような傷ではないかもしれないけど、彼がアッシュの写真を見ないようにしていたり、図書館に近寄らないようにしていたり。愛が強いからこそだと思いますが、アッシュという存在を感じないように避けていたということは予想していませんでした。それほどに辛さを抱えながら生きていたんですね、、、
でも暁の渡米によって少しずつ止まった時が動きだして、「アッシュやシンと向き合う」という一歩を踏み出すことができて本当によかった。きっとアッシュも喜んでると思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月12日
- 読了日 : 2021年10月11日
- 本棚登録日 : 2021年10月7日
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