『潮風キッチン』の続編。神奈川県葉山町の食堂を舞台にした小説。1作目で慣れ親しんだ空気感に再び触れ、海近くのこじんまりとした食堂で金銭面の苦労がありながらも、地元の魚市場や農家から傷物の原材料を安く仕入れ、楽しく食堂を切り盛りする様子にとても心安らいだ。本作では中学校でのお弁当販売も開始。
どの登場人物も、それぞれ抱えているものはあるが、他人への優しさを忘れず素敵な関係。食堂のすぐ裏が浜辺というのも良い。そんな町で過ごす青春時代は楽しそう。更なる続編を期待!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月8日
- 読了日 : 2023年1月8日
- 本棚登録日 : 2023年1月8日
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