スーパーマーケット好きのため、手にした本。銀色夏生さんのことは恥ずかしながら初めて知った。詩人だが、本書の装丁や本の中の挿絵もご本人が描かれていた。銀色さんが日々通うスーパーの様子、商品のこと、店員や買い物客、それについてきて待っている犬たちのことなどがつづられているエッセイ。なんてことはない話が多いが、わたしにとってはそれが楽しく、寝る前にリラックスして読む本には最適だった。ひとつ気になったのは、どこらへんのスーパーなのかということ。唯一地名が出てきたのは、通っているジム仲間におすすめされ一時、麻布十番のスーパーに浮気したとのくだり。麻布十番までは電車で行く距離らしく、結局どこら辺にお住まいなのかは推測できずだった。日々使う近所のスーパー、地方にある超大型スーパー、海外のスーパー、雰囲気もひっくるめどれもとても好きだ。今のところそのような本があるとは認識していないが、ほかにもスーパーマーケットばかりを題材にしたエッセイがあればぜひ読みたい!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年5月10日
- 読了日 : 2022年5月10日
- 本棚登録日 : 2022年5月6日
みんなの感想をみる