表紙の絵が広々と余白のある素敵な立山の風景で、それでいてよく見ると過去と現在が混ざり合った映し絵になっていて、一磁石みたいに手が本に引き寄せられた。
富山のある農家の100年に渡る変遷。家族の物語である。お地蔵さんと栗の木。この農家にまつわる二つの大切な宝物を縦糸に、それぞれの時代に生きた森家の女性の目線で静かに語られている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2019年8月2日
- 読了日 : 2019年8月2日
- 本棚登録日 : 2019年8月2日
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