30代に入り仕事も忙しくなり、2人目の子どもが生まれ、より父親の役割について学びたくて手に取った一冊。
母親への感謝、ねぎらいはやはり大事。会社もそうだけど、家族だって大事なコミュニティだから、疲れたと言ってコミュニケーションを疎かにしたり、家事育児を任せってきりにしていいことはない。
最後の章で、家族を残して逝ってしまった父親へ、娘の本音の思いが綴られた手紙を読んで、こんな思いをさせたくないと強く強く思った。
終わりのところで、本の出版を断ろとした時、後押しをしてくれたのは娘の「お父さんの失敗を、本にしたらいいんじゃないの」の言葉に、娘から父親への愛情を感じてまた涙腺を持っていかれる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月19日
- 読了日 : 2021年2月19日
- 本棚登録日 : 2021年2月19日
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