贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2013年11月15日発売)
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本棚登録 : 4737
感想 : 425
5

『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』中山七里著
主人公の魅力★★★★★
ダイドン返し★★★★★

【冒頭から!】
主人公が弁護士。
この弁護士が遺体を川に放棄するシーンから始まります。
そう、最初から犯人がわかっているパターンの小説です。
しかし・・・です。
中山さんファンならば、ぜひ一読してほしい世界です。
【主人公の魅力】
弁護士です。
しかし、罪を犯し少年院から出所した経歴の持ち主です。
・なぜ少年院?
・なぜ弁護士?
このあたりも丁寧に描かれています。
【事件】
・保険金殺人。
・恐喝・ブローカー。
現代社会でも発生しているテーマで物語は進行します。

数か月ぶりの中山さんの作品でした。
★5個では足りないでした!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年7月1日
読了日 : 2023年7月1日
本棚登録日 : 2023年7月1日

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