『名将言行録』を読む

著者 :
  • 致知出版社 (2011年9月16日発売)
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名将言行録を読む 渡部昇一氏

1.購読動機
心理カウンセリングを受けるなかで、渡部昇一さんと出会いました。
渡部さんの書籍は数が多く、その中から読みやすさで手にとったのがこちらです。
戦国時代の武将の言行録。
しかも、その数約30武将。

2.本書の読みどころ
北条早雲ではじまり終わりは徳川家康。
30武将の言行録が観察できます。
1武将10ページですから飽きません。
関心ある武将から読むもよしです。

3.心をぶちぬかれた3武将の言行録。
豊臣秀吉
「少しのことこそ分別せよ。
 貴人は無理なるものと思え。」
織田信長
「人を用いるは能否で選べ。
 新故論ぜず。」
上杉謙信
「心驕りなきとき、人を敬う。」
「心勇あるとき、悔やむことなし。」
「心に欲なくとき、義理を行う。」

4.最後に
現代も企業においては競争の世界。
戦国の世の競争と広義で同じ。
繁栄か?衰退か?
しかるに、時代を生き抜いた武将からの学びは少なくない。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人事組織
感想投稿日 : 2020年4月26日
読了日 : 2020年4月26日
本棚登録日 : 2020年4月6日

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